![]() 水素貯蔵タンク
专利摘要:
この発明は、金属水素化物の形での水素貯蔵タンクであって、水素を収容するためのコンテナー(4)とコンテナーの内部に設置される金属水素化物とを備える型の、タンクに関する。この発明の一部によれば、タンクは、金属水素化物及びマトリックスを含む圧縮された材料で構成された少なくとも1つの固形物(6)を含む。この発明は、例えば、内燃機関又は燃料電池のためのタンク、具体的には動力車に適し、同様に水素を伴う如何なる固定の又は可動の用途に適する。 公开号:JP2011508855A 申请号:JP2010537494 申请日:2008-12-09 公开日:2011-03-17 发明作者:シェセ,アルビン;ドゥランゴ,パトリシア;フルシャール,ダニエル;マーティ,フィリップ;ミラグリア,サルバトール 申请人:サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス);ユニベルシテ ジョセフ フーリエ; IPC主号:F17C11-00
专利说明:
[0001] この発明は、金属水素化物の形での水素貯蔵タンクであって、水素を収容するためのコンテナーとコンテナーの内部に設置される金属水素化物とを備える型の、タンクに関する。] 背景技術 [0002] 前記の型のタンクは、燃料電池又は熱機関に水素を供給するために使用してもよい。] [0003] 特許文献1は、内部に小部屋が配置されるチューブ状のコンテナーを備え、各小部屋が複数の小さく、扇状の容器により構成され、各容器が金属水素化物粉末を含む、水素貯蔵タンクを説明する。] 先行技術 [0004] 国際公開第WO2007/011476A2号公報 国際公開第WO2007/125253A1号公報] 発明が解決しようとする課題 [0005] この発明の目的は、十分な充填速度及び放出速度を有する、水素の大容量の貯蔵を可能にする金属水素化物の形での水素の貯蔵タンクを提供することである。] 課題を解決するための手段 [0006] この目的を達成するために、この発明は、前記の型の水素貯蔵タンクであって、金属水素化物及びマトリックスを含む圧縮された材料で構成された少なくとも1つの固形物を具備することを特徴としたタンクを提案する。] [0007] 他の実施形態によれば、タンクは、1又は複数の以下の特徴を、単独で又は技術的に可能なすべてのものの組み合わせで備える。 −マトリックスが膨張グラファイト、好ましくは、膨張天然グラファイトで構成される。 −金属水素化物が、マグネシウム又はマグネシウム合金の水素化物である。 − タンクが、コンテナーの内部において積層方向に積み重ねられた複数の固形物を備える。 − 1つの又は各固形物がペレットの形状をなし、コンテナーの横内部表面と1つの又は各固形物との間の環状スペースが作られるようにコンテナーの内部に保持される。 − タンクが、コンテナーの内部で延びる、熱交換流体のための少なくとも1つのダクトを有する熱交換器を具備する。 − ダクトは、固形物を貫通する。 − タンクは、固形物と交互にダクトにはめ込まれる金属プレートを具備する。 − タンクは、金属プレートと一緒に交互にダクトにはめ込まれる環状スペーサーを具備し、1つの又は各固形物はスペーサーにはめ込まれる。 − ダクトは、略同軸である熱交換流体のための供給パイプ及び排出パイプを具備する。 − ダクトは、外チューブと外チューブの内部に延びる内チューブとを具備し、内チューブは、熱交換流体のための供給パイプ及び排出パイプのうちの1つを画定し、外チューブは内チューブと共に、供給パイプ及び排出パイプのうちの別の1つを画定する。 − 供給パイプは、内チューブに沿って分布される開口部を介して排出パイプに連通する。 − 排出パイプは、環状であると共に、供給パイプを包囲する。 − タンクは、固形物のための加熱素子を具備する。 −各加熱素子は、複数の固形物を貫通する。 − 加熱素子は、電気抵抗器である。 − 固形物は、固形物同士の間の気体循環スペースを有するよう、積層軸に沿って互いから離間して保持される。 − 1つの又は各固形物は、15〜25質量%の膨張グラファイト、具体的には約20質量%の膨張グラファイトを含む。 − 1つの又は各固形物は、1〜10質量%の膨張グラファイト、具体的には5〜10質量%の膨張グラファイトを含む。] 図面の簡単な説明 [0008] 圧縮された複合材料のペレットを含む水素タンクの縦断面略図。 図1の領域IIの拡大図。 圧縮圧力に応じた、圧縮された複合材料のペレットの密度及び空隙率を説明するグラフ。 分割棒(barre divisee)原理により熱伝導率を測定するための作業台の略図。 圧縮された複合材料のペレットについて行われる熱伝導率測定を説明するグラフ。 温度及び圧力に応じた、マグネシウム(Mg)及び水素化マグネシウム(MgH2)の間の平衡曲線を説明するグラフ。 金属水素化物の形での水素貯蔵のためのタンクの水素充填の比較試験を説明するグラフ。 金属水素化物の形での水素貯蔵のためのタンクの水素充填の比較試験を説明するグラフ。 金属水素化物の形での水素貯蔵のためのタンクの水素充填の比較試験を説明するグラフ。 金属水素化物の形での水素貯蔵のためのタンクの水素充填の比較試験を説明するグラフ。 他の実施形態による水素タンクを説明する、図2に類似の拡大図。] 図1 図2 実施例 [0009] この発明及びこの発明の利点は、単なる例により提供され、かつ添付図面を参照する以下の記載によって、より明らかになるであろう。] [0010] 図1は、金属水素化物の形での水素貯蔵のための、この発明によるタンク2を説明する。] 図1 [0011] タンク2は、内部容積5を画定する水素のためのコンテナー4と、コンテナー4の内部に配置される金属水素化物状での水素貯蔵のための複数のペレット6とを備える。] [0012] コンテナー4はチューブ状である。コンテナー4は、縦軸Lを有するチューブ8を備え、チューブ8は、チューブ8に溶接される固定キャップ10により縦方向の一端を閉じられ、かつ、着脱キャップ12により縦方向の他端を閉じられる。チューブ8は、円形状横断面を有する。] [0013] 着脱キャップ12は、チューブ8の端に溶接され、かつ、チューブ8を半径方向外側に向かって延長させ、固定リング14に例えばネジ締めされる。リング14は、ボルト18のような固定部材の通過のための開口部16を備える。コンテナー4は、軸L回りに分散される複数のボルト18を具備する。] [0014] タンク2は、漏洩防止のやり方で着脱キャップ12を貫通する水素循環パイプ20を備える。それにより、容積5が水素供給源に、又は例えば燃料電池若しくは熱機関のような水素消費ユニットに接続されることが可能になる。] [0015] 各ペレット6は、水素化マグネシウムと、膨張グラファイト好ましくは膨張天然グラファイト(GNE)で構成されるマトリックスとを含む、圧縮された複合材料でできている固形物形状をなしている。複合材料及びその準備の方法は、下記により詳しく説明される。] [0016] 各ペレット6は、この場合は円形であるチューブ8の断面にほぼ相当する周囲の輪郭を有する。ペレット6は、整列され、タンク4の中で軸Lに沿って積み重ねられる。] [0017] 各ペレット6は、チューブ8の内径よりも実質的に小さい外形を有する。その結果、タンク2は、ペレット6及びチューブ8の横内部表面23の間に作られる環状スペース22を有し、環状スペース22は、ペレット6の積層体の長さ全体に軸Lに沿って延びる。] [0018] 熱交換器24の中で循環している熱交換流体との熱交換によるペレット6の加熱及び冷却の両方又はその一方のために、タンク2は、コンテナー4の内部に延びる熱交換器24を具備する。] [0019] 熱交換器24は、軸Lに沿って、コンテナー4の中央で軸線方向に延びる熱交換流体のためのダクト25を具備する。] [0020] ダクト25は、同軸である外チューブ26及び内チューブ28を具備する。内チューブ28は、熱交換流体を導くための中央パイプ30を形成する。外チューブ26は、内チューブ28を包囲し、中央パイプ30を包囲する熱交換流体を導くための環状パイプ31を、内チューブ28と共に形成する。] [0021] 内チューブ28の壁は、開口部32を具備し(図2)、開口部32は、環状パイプ31及び中央パイプ30の間の熱交換流体の循環のために内チューブ28に沿って分布される。] 図2 [0022] ダクト25は、外チューブ26及び内チューブ28を閉じるためのプラグ33(図1)を一端に具備する。] 図1 [0023] ダクト25の他端は、密閉のやり方で着脱キャップ12を貫通し、熱交換流体のための循環路(図中非表示)に中央パイプ30及び環状パイプ31を接続するための末端部34を備える。] [0024] 中央パイプ30が供給パイプに、環状パイプ31が排出パイプになるように、中央パイプ30及び環状パイプ31は、循環路に接続される。ある変更例として、熱交換流体の循環の方向を反対にする。] [0025] ペレット6は、それらの中央で孔が設けられる。ペレット6は、外チューブ26にはめ込まれ、軸Lに沿って積み重ねられる。したがって、ダクト25は、コンテナー4の内部にペレット6を保持する。] [0026] プラグ33は、ネジピン36を具備する。タンク2は、ダクト25上に軸Lに沿ってペレット6を保持するために、支持ワッシャー37とピン36にねじ止めされる把持ネジ38とを具備する。] [0027] 図2で示すように、熱交換器24は、ペレット6同士の間に互い違いに挿入されるプレート40を具備する。] 図2 [0028] 各プレート40は、ペレット6の形状にほぼ一致する外部の輪郭を有するディスクの形状をしてなり、それの中央で孔を設けられる。各プレート40は、外チューブ26にはめ込まれる。] [0029] 各プレート40は、その内側の縁で外チューブ26と接触し、その互いに向かい合った表面でペレット6と接触する。] [0030] 熱交換器24は、環状スペーサー42を具備し、環状スペーサー42は、それらの間隔を維持するためにプレート40同士の間に挿入される。各ペレット6は、スペーサー42にはめ込まれ、スペーサー42自身は、外チューブ26にはめ込まれる。] [0031] プレート40は、外チューブ26及びペレット6の周囲の間の熱を伝導することにより外チューブ26及びペレット6の間の熱交換を改善することを目的としている。これらは、例えば金属、好ましくは、銅で作られる。] [0032] プレート40及びダクト25は、ペレット6のための支持外郭構造を形成する。外郭構造は、複数の環状間隔を有し、各間隔が2つのプレート40同士の間に形成され、スペース22内において半径方向外側に向かって開口している。] [0033] タンク2は、ペレット6を貫通する加熱素子44を具備する。] [0034] 各加熱素子44は、ペレット6を貫通する金属の棒の形状をしている。各加熱素子44は、ジュール効果での放熱によるコンテナー4の内部での熱の製造のための電気的供給回路(図中非表示)へのそれの接続のために、密閉のやり方で着脱キャップ12を貫通する。] [0035] タンク2の製造方法において、複数のペレット6が製造され、ダクト25及び加熱素子44が着脱キャップ12に固定され、ペレット6、スペーサー42及びプレート40がダクト25の外チューブ26にはめ込まれ、その全てがチューブ8の内部に挿入され、次いで、着脱キャップ12はリング16に固定される。] [0036] このようにして得られたタンク2は、水素化マグネシウムの形での水素を当初から含む。] [0037] 以前に示したように、各ペレット6は、水素化マグネシウムと、膨張グラファイト好ましくは膨張天然グラファイト(GNE)で構成されたマトリックス(又は“スケルトン(squelette)”)とを含む、圧縮された複合材料で形成される固形物の形をしてなる。] [0038] その材料は、金属水素化物と、ここではGNEで作られたマトリックスとの組み合わされた使用により、“複合体”として適任である。] [0039] 複合材料は、水素化マグネシウムの形での吸収によって水素を貯蔵すること、及び脱離によって水素を放出することを目的としている。水素の脱離は、複合材料の中に非水素化マグネシウムの出現をもたらす。以下の記載では、簡単のために、“水素化マグネシウム”とは、複合材料の水素化マグネシウムと、任意の割合の非水素化マグネシウムを称する。] [0040] この発明の枠組内では、“圧縮された”とは、この場合は水素化マグネシウム及びGNEで構成される、それぞれ分離された原材料の密度よりも著しく高い密度である物質を称する。複合材料の密度は、分離された原材料の密度よりも100%高く、400%高くてもよい。] [0041] ペレット6の準備のための方法によると、複合材料は、水素化マグネシウム粉末(MgH2)及びGNEの粒子の混合体の圧縮により得られる。] [0042] 好ましくは、水素化マグネシウム粉末は1〜10μmの粒子サイズを有する。] [0043] 粉末の混合体は、室温下かつ大気圧下で、例えばミキサーのような従来のやり方で製造される。] [0044] 好ましくは、粉末の混合体の圧縮は、例えばペレット成形機で、単軸の圧縮で行われる。] [0045] 好ましくは、具体的には自然発火性の水素化マグネシウム粉末の酸化を避けるために、混合及び圧縮は、制御された大気下で実行される。] [0046] 圧縮中にもたらされる圧力は、複合材料の所望の空隙率により特に選択される。例として、1t/cm2(108Pa)のオーダーの圧力は、0.3のオーダーの空隙率を有するペレットを得るために適していることが証明された。] [0047] 図3のグラフは、この発明により得られる圧縮された複合材料のペレットの様々な圧縮圧力に対する密度及び空隙率を説明する。] 図3 [0048] 圧縮は、金属水素化物の体積密度、ひいては水素貯蔵体積容量(capacite volumique de stockage d'hydrogene)を増加する。また、圧縮は、材料内の空隙の減少により熱伝導率をも増加する。] [0049] GNEは、化学的及び熱的処理により変性されたグラファイトの形である。GNEは、良好な熱の導体であり、したがって複合材料の熱伝導率を改善する。その存在及びその構造は、複合材料の凝集を容易にする。その結果、複合材料は、非常に高い機械的強度を有し、ペレットの機械加工を可能にし、タンクへのペレットの充填のためのそれらの取り扱いを容易にする。] [0050] 加えて、驚くことに金属水素化物粉末とは違って、複合材料は自然発火性ではなく、それにより、取り扱いがより安全になり、タンクの充填を特に容易にする。] [0051] 有利に、混合体に使用される水素化マグネシウム粉末は、10質量%よりも少ない、好ましくは5質量%よりも少ない非水素化マグネシウムを含む。水素化マグネシウムがより完全に水素化されるほど、粉末が空気に対してより安定することになる。] [0052] 好ましくは、水素の吸収及び脱離のより好ましいキネティック(cinetique)を有するために、混合段階の前に、水素化マグネシウムは活性化される。この活性化段階は、例えば、遷移金属、遷移金属の合金、又は混合体に対して1〜10原子数%の比率で導入される酸化遷移金属を有する水素化マグネシウムの共粉砕(co-broyage)によって行われる。] [0053] ここで使用される用語“遷移金属”は、原子状態において部分的に詰められたd軌道を有し、かつ、d軌道でもって少なくとも一つのイオンを構成し、部分的に詰められる、化学元素に関する。それらは、具体的には遷移金属V,Nb,Ti,Cr及びMnである。] [0054] 特に好ましい実施形態において、水素化マグネシウム粉末は、混合体に対して1〜10原子数%の比率で導入された、チタニウム、バナジウム、及びクロム又はマンガンのどちらか一方を含む面心又は体心立方構造の合金との共粉砕により、特許文献2の教示にしたがって活性化される。] [0055] GNEの粒子は、500μmのオーダーの直径及び数ミリメーターの長さを有する細長い蠕虫(ぜんちゅう)の形状を有利にしている。] [0056] 単軸の圧縮の効果の結果として、蠕虫形状は、圧縮軸線に略垂直に方向づけられている。このことは、複合材料に強力な異方性の熱特性を与え、圧縮軸線に垂直方向への熱伝導を容易にする。] [0057] ペレット6は、これらの軸線に沿う単軸の圧縮により有利に得られる。この結果、蠕虫形状が各ペレット6の軸線に垂直な方向に方向付けられ、ペレット6の半径方向の熱伝導率が向上される。] [0058] 複合材料の熱伝導率は、複合材料のGNEの比率に依存する。] [0059] 測定は、GNEの様々な含有量について準備されたペレットで行われた。測定は、図4で説明するように、分割棒の原理に基づく従来の連続稼動測定作業台で行われる。] 図4 [0060] この原理によれば、サンプル50は、2つの標準部品52a,52bの間に位置決めされ、断熱材の2つの層53の間に配置され、その全体は、各側においてホットプレート54及びコールドプレート55に接触する状態にある。熱電対56は、プレート54,55の間に分布される様々な場所での温度を測定するために標準部品及びサンプルの中へ挿入される。] [0061] サンプルは、各ペレットの軸線方向及び半径方向の熱伝導率を測定するために、ペレットの軸線及びその軸線に垂直な方向に沿って、ペレットから切り出される。] [0062] 0、5及び10質量%のGNEを含む複合材料の3つの組成が試験された。] [0063] 図6のグラフは、GNEの質量での比率による、軸線方向熱伝導率(破線)及び半径方向熱伝導率(実線)の測定結果を説明する。測定中のサンプルの平均温度は、30℃のオーダーであった。] 図6 [0064] 熱伝導率は、GNEの比率にほぼ比例する。半径方向の熱伝導率は、軸線方向の熱伝導率よりもGNEの含有量に伴いより速く増加する。] [0065] 複合材料の水素吸収の質量での容量は、複合材料の中のマグネシウムの比率に依存し、GNEは先験的に水素を吸収しない。] [0066] GNEの比率は、特に制限されない。GNEの比率は、熱伝導率及び水素吸収の質量による容量の間の妥協によって選択される。] [0067] 最終の組成に対して1〜10質量%のオーダーのGNEの低い含有量でも、著しく熱伝導率を増加することを既に可能にしている。したがって、好ましくは、複合材料は、5〜10質量%のGNEを含む。] [0068] 水素の充填及び脱離のキネティックは、物質の形状によっては著しく影響されない。] [0069] 物質は、活性水素化マグネシウム及びGNEの間の化学反応から生じる化合物を、殆ど又は全く含まないと考えられる。] [0070] 複合材料は、製造することが簡単である。複合材料は、入手可能な原材料を使用し、安価であり、その製造及びペレットへのその成形のために複雑な設備を必要としない。] [0071] 作用時、水素は、適当な圧力及び温度条件で複合材料からの水素の脱離によりタンク2から放出され、水素は、適当な圧力及び温度条件で複合材料のマグネシウムでの水素の吸収によりタンク2の中へ充填される。] [0072] 複合材料からの水素の脱離は、金属マグネシウムの形成を引き起こし、水素のそれに続く吸収のために使用可能になる。] [0073] 図6のグラフは、温度及び圧力による、マグネシウム(Mg)及び水素化マグネシウム(MgH2)の間の平衡曲線を説明する。] 図6 [0074] 水素化マグネシウムによる水素の脱離は、吸熱反応であり、熱の印加がない状況では自然に中断される。マグネシウムによる水素の吸収は、発熱反応であり、適切な期間に水素を充填するために熱を排出し、反応が自然に中断されることを避けることが望ましい。] [0075] 水素でタンク2を充填し、又はタンク2から水素を抽出するために、コンテナー4の中の水素圧力及びペレット6の温度は、適切な範囲内で維持される。] [0076] ペレット6の温度は、加熱素子44及び熱交換器24により調整される。加熱素子44は、原則としてペレットに熱を印加するために使用される。熱交換器24は、原則として熱交換器24内の低温の流体の循環による熱の排出のために使用される。熱交換器24は、上昇させられた温度の流体の熱交換器24内の循環により熱を印加するために使用されてもよい。] [0077] 充填及び放出の間に、水素は、複合材料の空隙を通ってペレット6から現れ、又はペレット6の中へ貫通する。] [0078] 水素及びペレット6の間の交換表面領域は、ペレット6の大きい外径に設けられるという事実のおかげで大きい。ある変更例において、この交換表面領域を増加するために、各ペレット6及び各プレート40の間に軸線方向の遊びがあり、したがって、気体の交換は、ペレット6の互いに向かい合った表面を通して等しく行われる。] [0079] 図7〜10において結果が示される比較試験は、この発明によるタンクにより得られる性能の向上を説明するために行われた。] 図10 図7 図8 図9 [0080] 第1の水素充填試験は、上記図1及び図2のようなタンクで行われ、当該タンクは、270cm3のコンテナーを備え、しかし熱交換器及び加熱素子を欠いており、110gの水素化マグネシウム粉末で満たされる。タンクは、流量計及び温度プローブを備えていた。] 図1 図2 [0081] 第2の試験は、今回は、外径が7cmのペレットで満たされる、未だに熱交換器及び内部加熱素子を欠く同じタンクで行われ、各ペレットは、5質量%のGNE及び95質量%の水素化マグネシウム粉末を含み、ペレットの全体の総質量は250gであった。] [0082] 300℃の初期温度にタンクを加熱するためにオーブンにタンクを配置し、次いで0.8MPaの水素圧下にタンクを設置することによって、タンクに含まれる水素化マグネシウムの完全な脱水素化後に、これら2つの試験は行われた。] [0083] 図7及び図8のグラフは、第1の試験(図7)及び第2の試験(図8)のタンクの充填された水素の体積、タンク中央での温度及びタンク周囲での温度を説明する。] 図7 図8 [0084] ペレットによって充填された水素の体積は、粉末によって充填された体積よりも多く、65NL(通常のリットル)に対して170NLである。] [0085] このことは、ペレットの圧縮が金属水素化物の体積密度,ひいては水素貯蔵体積容量を増加するという事実に起因する。] [0086] マグネシウムの質量ひいては排出されるべき熱量は2倍よりも大きいけれども、水素充填速度は、ペレットを有するとより速くなる。] [0087] コンテナーの中央及び周囲で測定された温度の比較は、温度が粉末でよりもペレットでの方がより一様であることを示す。] [0088] これらの結果は、圧縮された複合材料が熱伝導率及び水素貯蔵体積容量を改善することを可能にすることを示す。] [0089] 図9及び図10は、熱交換器及び加熱素子を今回は備える、同じタンクにより行われた第3及び第4の試験結果を説明する。したがって、タンクは、図1及び図2のそれと一致する。] 図1 図10 図2 図9 [0090] 第3及び第4の試験は、別の条件から開始して行われた。第3の試験(図9)の初期条件は、温度300℃及び圧力1Mpaである。第4の試験(図10)の初期条件は、温度220℃及び圧力1.6Mpaである。] 図10 図9 [0091] 充填は、220℃から、より速く開始している。] [0092] 第2の試験と比較すると、充填は、熱交換器を備えることにより、さらにより速いことが加えて指摘される。このことは、マグネシウムの水素化の反応が著しい発熱反応であると共に、熱の効果的な排出がないときは、平衡の状態に非常に速く到達するという事実に起因する。その反応速度は非常に遅くなり、非常に長い充填時間を招来する。反応は、最も冷却されていないタンクの部分でさらに自然に中断される場合がある。] [0093] 第3及び第4の試験と第1の試験との比較は、第2の試験における、より多量の充填体積を示す。このことは、タンクの体積の一部を占める熱交換器がないおかけで、第2の試験において水素化マグネシウムの量がより多かった事実にもっぱら起因する。] [0094] ペレット6の改善された熱伝導率は、ペレット6の温度の調整を容易にし、それにより、ペレットが水素の速い充填及び放出に好ましい温度条件に維持されることを可能にする。] [0095] 加えて、熱交換器の存在は、タンクを水素で充填するための、より好ましい条件にペレットを維持することを容易にする。] [0096] その上に、タンク2の中のペレット6の配置は、効果的な湿潤(arrosage)を可能にする。ペレット6同士の間の環状スペース22は、ペレット6との広い接触表面領域でもって水素の良好な循環及び良い分布を可能にする。ペレット6と、コンテナー4の横内表面の間に作られる環状の隙間は、タンクの連続した充填及び放出の間のペレットの膨張を可能にする。] [0097] ペレット6の高い機械的強度は、タンク2の充填及び放出のサイクルの繰り返しによっては変化しない。] [0098] 図11は、他の実施形態についてのタンクを説明する図2のそれに類似した図である。第1の実施例の構成要素に類似の構成要素の参照番号は、保持されている。] 図11 図2 [0099] 第2の実施形態のタンク2は、熱交換器24がペレット6同士の間に挿入される金属プレートを欠いているという点において、第1の実施例とは異なっている。] [0100] ペレット6は、熱交換器24のダクト25の外チューブ26に直接にはめ込まれ、ペレット6同士の間に挿入されるチューブ状スペーサー60によって互いから離間されて、各対の互いに隣接するペレット6同士の間の気体の循環のために環状スペース62を確保することを可能にする。] [0101] ペレット6は、最終組成に対して約20質量%の含有量のGNEを有する。] [0102] 約20%へのGNE含有量の増加は、ペレット6の熱伝導率の増加、ひいてはペレット6同士の間に挿入される金属熱交換プレートがないことを補うことを可能にする。] [0103] 金属プレートの省略は、タンクのコスト及びその質量を制限することを可能にする。また、このことは、プレートを形成する金属とマグネシウムとの反応を避けることも可能にする。そのうちに、銅製のプレートの銅は、MgCu化合物を構成するようマグネシウムと反応するおそれがある。] [0104] 図11のタンクは、図2のタンクの質量水素容量(capacite gravimetrique en hydrogene)、つまり金属プレートの質量を加えられたペレット6の質量に対するタンクに貯蔵できる水素の質量よりも,増加させられた質量水素容量、つまりペレット6の質量に対するタンクに貯蔵できる水素の質量を有する。] 図11 図2 [0105] 図2及び図11のタンクで行われた測定は、図11のタンクにおいて4.88質量%の水素の質量容量に対して、図2のタンクにおいて2.9質量%の水素の質量容量を示した。] 図11 図2 [0106] ペレット6同士の間の間隔を空けることの維持は、大きな交換表面領域がペレット6及び水素の間に得られることを可能にし、このことは、十分な水素の充填速度及び放出速度を得ることを可能にする。] [0107] 第4の試験と同様のやり方で行われた測定は、金属プレートなしではあるがペレット6において約20質量%に増加されたGNEの比率を有するタンク構造が、金属プレート及びペレット6において約5質量%のGNEの比率を有する第1の実施形態のタンクに関して同じオーダーの水素の充填速度及び放出速度並びに貯蔵される水素の量を得ることを可能にすることを示した。] [0108] ペレット6のGNEの比率は、熱交換を容易にする一方で著しい水素貯蔵を可能にするために15%〜25%、具体的には約20%である。] [0109] ある変更例において、ペレット6は、相隔たせられておらず、又は単一の一体の固形物に置換される。] [0110] この発明は、具体的には内燃機関又は燃料電池のためのタンクに適用され、具体的には動力車に適用され、そしてより一般的には如何なる固定の又は可動の用途に適用される。]
权利要求:
請求項1 金属水素化物の形での水素貯蔵タンクであって、水素を収容するためのコンテナー(4)とコンテナーの内部に設置される金属水素化物とを備える型のタンクにおいて、金属水素化物及びマトリックスを含む圧縮された材料で構成された少なくとも1つの固形物(6)を具備することを特徴とするタンク。 請求項2 マトリックスが膨張グラファイト、好ましくは、膨張天然グラファイトで構成される、請求項1に記載のタンク。 請求項3 金属水素化物が、マグネシウム又はマグネシウム合金の水素化物である、請求項1又は2に記載のタンク。 請求項4 コンテナー(4)の内部において積層方向(L)に積み重ねられた複数の固形物(6)を備える、請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載のタンク。 請求項5 1つの又は各固形物(6)がペレットの形状をなす、請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載のタンク。 請求項6 1つの又は各固形物(6)がコンテナー(4)の横内部表面(23)と1つの又は各固形物(6)との間の環状スペース(22)が作られるようにコンテナー(40)の内部に保持される、請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載のタンク。 請求項7 コンテナー(4)の内部で延びる、熱交換流体のための少なくとも1つのダクト(25)を有する熱交換器(24)を具備する、請求項1〜6のいずれか1の請求項に記載のタンク。 請求項8 ダクト(25)は、固形物(6)を貫通する請求項7に記載のタンク。 請求項9 固形物(6)と交互にダクト(25)にはめ込まれる金属プレート(40)を具備する、請求項8に記載のタンク。 請求項10 金属プレート(40)と一緒に交互にダクト(25)にはめ込まれる環状スペーサー(42)を具備し、1つの又は各固形物(6)はスペーサー(42)にはめ込まれる、請求項9に記載のタンク。 請求項11 ダクト(25)は、略同軸である熱交換流体のための供給パイプ(30)及び排出パイプ(31)を具備する、請求項7〜10のいずれか1の請求項に記載のタンク。 請求項12 ダクト(25)は、外チューブ(26)と外チューブの内部に延びる内チューブ(28)とを具備し、内チューブ(28)は、熱交換流体のための供給パイプ及び排出パイプのうちの1つを画定し、外チューブ(26)は内チューブと共に、供給パイプ及び排出パイプのうちの別の1つを画定する、請求項11に記載のタンク。 請求項13 供給パイプは、内チューブ(28)に沿って分布される開口部(32)を介して排出パイプに連通する、請求項12に記載のタンク。 請求項14 排出パイプ(31)は、環状であると共に、供給パイプ(30)を包囲する、請求項12又は13に記載のタンク。 請求項15 固形物(6)のための加熱素子(44)を具備する、請求項1〜14のいずれか1の請求項に記載のタンク。 請求項16 各加熱素子(44)は、複数の固形物(6)を貫通する、請求項15に記載のタンク。 請求項17 加熱素子(44)は、電気抵抗器である、請求項15又は16に記載のタンク。 請求項18 固形物(6)は、固形物同士の間の気体循環のためのスペース(62)を有するよう、積層軸に沿って互いから離間し保持される、請求項4に記載のタンク。 請求項19 1つの又は各固形物は、15〜25質量%の膨張グラファイト、具体的には約20質量%の膨張グラファイトを含む、請求項2〜18のいずれか1の請求項に記載のタンク。 請求項20 1つの又は各固形物は、1〜10質量%の膨張グラファイト、具体的には5〜10質量%の膨張グラファイトを含む、請求項2〜9のいずれか1の請求項に記載のタンク。
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